9月5日、ジェイク・サリバン米国家安全保障問題担当大統領補佐官は北朝鮮に対し、ロシアにいかなる殺傷兵器も提供しないよう求め、提供を決断すれば代償を払うことになると強調した。
2023年7月、平壌で行われた兵器展示会に出席した北朝鮮の金正恩委員長とロシアのセルゲイ・ショイグ国防相。(出典:ロイター) |
ジェイク・サリバン顧問によると、平壌がモスクワに大量の武器を提供した兆候はないが、両国間の交渉は「前向きに進んでいる」という。
「我々は引き続き声を上げ、北朝鮮に対し、ロシアへの武器供与を行わないという公約を守るよう求め続ける。(ロシアへの武器供与は)北朝鮮の評判を落とすことになり、国際社会でその代償を払うことになるだろう」とサリバン氏はホワイトハウスでの記者会見で述べた。
これに先立ち、北朝鮮の金正恩委員長がロシアを訪問し、ウラジーミル・プーチン大統領と会談し、両国間の武器取引について協議することを検討している可能性があるとの報道があった。
サリバン顧問は、北朝鮮の指導者が指導部レベルを含むロシアとの高官レベルの関与を期待しているとして、上記の情報を部分的に確認した。
北朝鮮はまだコメントしておらず、クレムリンは情報の確認を拒否した。
これに先立ち、米国務省報道官は、ウクライナにおけるロシアの特別軍事作戦を支持するいかなる国に対しても米国は行動を起こすと警告していた。
国防総省のパット・ライダー報道官は、平壌とモスクワの間の武器取引は国連安全保障理事会のいくつかの決議に違反するだろうと述べた。
ライダー氏は「北朝鮮に対し、ロシアへの弾薬や武器の販売を控えるよう求める。そうすればこの紛争が不必要に長引くことになる」と述べた。
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