(CLO) パナマ運河当局は、米国政府船舶は運河通過時に通行料を免除されるという米国務省の主張を否定した。
パナマ政府の監督下にある自治機関であるパナマ運河庁は2月5日の声明で、運河料金や船舶の通行に関していかなる変更も行っていないと述べ、今回の対応は米国のこれまでの声明を明確にすることが目的だと主張した。
ドナルド・トランプ大統領が水路の管理権を取り戻すと脅したことから、この動きは緊張を高める可能性がある。
米国務省は同日、パナマ政府が米国政府船舶への料金免除に同意したと発表した。これにより米国は毎年数百万ドルを節約できることになる。
パナマ運河庁は「パナマ運河庁は、前述の国からの軍艦の輸送に関して、全責任をもって米国の関係当局と対話する用意がある」と回答した。
トランプ大統領がパナマが運河の使用料を高すぎると非難して以来、この中米の国は米国政権からの批判の対象となっている。トランプ大統領は先月、米国は疑問の余地なく運河が米国の主権下に戻ることを要求するだろうと述べた。
トランプ氏はまた、パナマが中国に運河の管理権を譲渡したと繰り返し非難しているが、パナマと中国はともにこれを否定している。
マルコ・ルビオ米国務長官は中米訪問中にパナマのホセ・ラウル・ムリノ大統領と会談し、ムリノ大統領は中国の一帯一路構想から撤退すると発表した。
ムリノ大統領はまた、米国が数十年にわたって建設し管理してきた運河の管理権を取り戻すというトランプ大統領の脅しを一蹴した。
1977年、米国とパナマはパナマに運河の完全な管理権を与える協定に署名した。共同管理期間を経て、米国は1999年に管理権を移譲した。
ゴック・アン(ロイター、ビジネスタイムズによる)
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出典: https://www.congluan.vn/panama-bac-bo-tuyen-bo-cua-my-ve-viec-mien-phi-qua-kenh-dao-post333293.html
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