(CLO)西側外交筋は土曜日(12月7日)、イランがウラン濃縮を兵器級レベル近くまで引き上げていると語った。イランは長い間、核兵器の開発を否定してきた。
これに先立ち、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は金曜日、イランがウラン濃縮度を純度60%まで引き上げていると発表した。これは核兵器級とされる基準値90%に非常に近い数値だ。
国際原子力機関の旗。写真:AP/ハインツ・ピーター・ベイダー
IAEAはその後、加盟国への秘密報告書でこの情報を確認し、イランはウラン濃縮プロセスを加速させていると述べた。これは、この原料を民生用原子力エネルギー、あるいは核兵器に利用する上で重要なステップである。
西側外交筋は、「IAEA事務局長が発表した、イランの高濃縮ウラン生産能力が60%と大幅に増加したという情報は極めて重大だ。これらの行動には民間レベルでの信頼できる根拠がなく、むしろイランが核開発計画を実行しようとすれば、それを直接的に支援することになりかねない」と述べた。
情報筋はまた、この動きは信頼できる交渉への復帰を望んでいるというイランの声明に反するものだと強調した。
イランの行動は、2015年の包括的共同行動計画(JCPOA)の回復を目指す核協議が行き詰まっている中で起きた。 JCPOAはかつてイランのウラン濃縮度を3.67%に制限していたが、ドナルド・トランプ前大統領政権下で2018年に米国が合意から離脱した後、イランは徐々にその義務を撤回した。
ウラン濃縮の加速は、イランと西側諸国の間の緊張を高めている。特に、イランが一貫して否定しているにもかかわらず、西側諸国は、この動きが核兵器開発につながることを恐れている。
IAEAを含む国際社会は状況を注視しており、イランに対し、約束を守り、紛争の激化を避けるための外交的解決を模索するよう求めている。
ホン・ハン氏(ロイター通信、CNA通信)
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出典: https://www.congluan.vn/phuong-tay-lo-ngai-iran-tang-toc-lam-giau-uranium-gan-cap-do-vu-khi-post324626.html
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