タイムズ・オブ・イスラエルによると、ハマスの軍事司令官モハメド・デイフは、「アル・アクサの嵐」と名付けられた進行中の攻撃は、イスラエルによるエルサレムのアル・アクサ・モスクの「冒涜」に対する報復を目的としていると発表した。
デイフ氏はまた、イスラエルが今年、数百人のパレスチナ人を殺害、負傷させ、捕虜交換の申し出を拒否したと非難し、エルサレムとイスラエル国内のアラブ人に対し「今すぐにパレスチナへ向かって行進」するよう呼びかけた。
ロケット弾攻撃を受けた場所の一つ、イスラエルの都市アシュケロンで消防士らが消火活動にあたる - 写真：AP
一方、ガーディアン紙によると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、先ほど放送されたビデオ演説で、同国が戦争状態にあることを正式に宣言した。
「敵はこれまで経験したことのない代償を払うことになるだろう」とネタニヤフ首相は強調し、多数の予備軍が動員されたと付け加えた。彼はまた、人々に安全ガイドラインに従うよう呼びかけた。
イスラエル国防軍（IDF）はガザで「鉄の剣作戦」を開始したと発表した。同国軍はまた、イスラエル軍の戦闘機数十機がガザ地区への報復攻撃を開始したと述べたが、詳細は明らかにしなかった。
CNNによると、イスラエルでは過去5時間にわたりサイレンや爆発音が各地で聞こえており、10月7日午後12時30分（現地時間）現在も止んでいない。
ガーディアン紙とアルジャジーラ紙は、暫定的な最新情報によると280人以上が負傷し、そのうち数十人が重体だと伝えた。イスラエルの救助隊によれば、少なくとも22人が死亡した。
ハマスが陸海空から襲撃、イスラエルは「鉄の剣」を振り回す
評議会の声明によると、死者の中にはイスラエル国境評議会の議長オフィル・リープシュタイン氏も含まれていた。
イスラエル国防省は、ハマス軍はロケット弾に加え、さまざまな方法でイスラエルを攻撃しており、それを「パラグライダー、海上、地上からの複合攻撃」と表現した。
CNNはイスラエル警察の発言を引用し、現在「同国南部には21の戦闘前線がある」と伝えた。
10月7日、イスラエル南部アシュケロン市で発生した火災。写真：ロイター
欧州連合（EU）、英国、エジプトなどの首脳は直ちに発言し、民間人のさらなる被害を避けるため、あらゆる側に対し自制するよう求めた。
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