トランプ大統領がカナダからの多くの輸入品への関税を発表したことを受け、カナダは隣国からの製品のボイコットが進む中、米国からの幅広い輸入品に関税を課した。
フロリダ州(米国)のオレンジ栽培地域
カナダのジャスティン・トルドー首相は、ドナルド・トランプ米大統領による新たな関税に対し、同国が報復措置として、トランプ氏の別荘「マール・アー・ラーゴ」があるフロリダ州産のオレンジジュースを含む米国からの一連の輸入品に25%の税金を課すと発表した。
トルドー首相は、1550億ドル相当の米国製品に関税を課すと述べ、300億ドル相当の製品に対する関税は2月4日に発効し、残りの製品については21日以内に発効する。
トランプ大統領は以前、カナダからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の関税を課すと発表した。ホワイトハウスの長官はまた、カナダからのエネルギー輸入に10%の税金を課すと発表した。
カナダの大統領は報復として、米国産のビール、ワイン、バーボン、さらにトランプ氏の地元フロリダ州産のオレンジジュースを含む果物と果汁に関税を課すと述べた。カナダは衣料品、 スポーツ用品、家庭用品などの品目も対象とする予定。
ロイター通信は2月3日、多くのカナダ人が南部国境への旅行をキャンセルし、ワインなどの米国製品をボイコットし、スポーツイベントでブーイングさえしていると報じた。
トルドー首相はカナダ国民に地元で買い物をし、カナダで休暇を過ごすよう奨励したが、この見解は多くの地方当局者にも共有されている。
オンタリオ州のダグ・フォード首相は、カナダで最も人口の多い同州唯一の酒類卸売業者である州が運営するオンタリオ州酒類統制委員会(LCBO)の棚から米国産ワインを撤去するよう命じた。
「LCBOは毎年、アメリカ産のワイン、ビール、スピリッツ、炭酸水を10億ドル近く販売している。もうそんなことはない」とフォード氏はソーシャルネットワークXに書いた。
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出典: https://thanhnien.vn/canada-tra-dua-cam-san-pham-nuoc-cam-tu-que-nha-ong-trump-185250203194916171.htm
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