AP通信によると、米海軍は6月5日、イラン革命防衛隊による「嫌がらせ」を受けたとされる商船に対し、イランと英国海軍の船員らが救助に向かったと発表した。
米海軍によると、身元不明の商船が6月4日午後、ホルムズ海峡を航行中に遭難信号を発信した。タンカーはイランの攻撃船3隻から嫌がらせを受けたと報告したが、イランの船舶は商船を拿捕するつもりはないようだと話した。
米海軍は、6月4日にホルムズ海峡で商船に接近するイラン革命防衛隊の高速攻撃艇3隻と思われる画像を公開した。
米海軍のミサイル駆逐艦「マクフォール」とイギリス海軍の駆逐艦「ランカスター」はともに遭難信号を受信した。その後、ランカスターは監視のためにヘリコプターを発進させた。米国はポセイドン海上哨戒機を現場に派遣し、活動を監視している。
約1時間後、米海軍は事態が「沈静化した」と発表した。マリタイム・エグゼクティブによると、イラン船はその後すぐに現場を立ち去り、一方商船はその後何事もなくホルムズ海峡を通過し続けた。
イランの国営メディアと革命防衛隊はこの情報についてコメントしていない。イランの国連代表部はコメント要請にまだ応じていない。
今回の事件は、米国が2018年にイランと世界各国との核協定から一方的に離脱した後に起きた、イランとの関連が疑われる一連の海上事件に続くものだ。
イランは先週、この地域での活動を強化する計画があるとし、海軍連合の結成を発表した。イランの国営メディアは、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、バーレーン、インド、パキスタンがこの取り組みに参加していると伝えた。
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