住宅価格は2か月連続で下落した。夕暮れ時の中国深セン市で建設中のアパートプロジェクトの画像。 (出典:ロイター) |
中国の100都市の新築住宅の平均価格は2023年6月に0.01%下落し、2023年5月の下落率と同じとなった。今年上半期の平均住宅価格は前年同期比0.01%上昇した。
不動産調査会社チャイナ・インデックス・アカデミーは「2023年第1四半期は、潜在需要の解放により市場の信頼が高まり、市場は徐々に回復し、住宅価格も回復しつつあるように見えた。2023年第2四半期は市場の回復が鈍化し、価格が上昇する勢いが足りなかった」と述べた。
中国の不動産業界は、過去2年間、多くの開発業者が債務不履行に陥ったため、深刻な債務危機に陥っている。地方自治体は不動産業界を支援するためにさまざまな対策を導入し、2022年12月に厳しい新型コロナウイルス対策が解除されたことで市場もいくらか改善したものの、投資家の不動産業界に対する好意的な感情は長くは続かなかった。
「政策支援が限られれば、住宅購入者の信頼感を改善するのは難しいだろう」とチャイナ・インデックス・アカデミーは述べた。
不動産部門は中国経済の約4分の1を占めている。
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