EUは凍結されたロシア資産の利用に関する研究を完了する予定だ。 (出典:Shutterstock) |
ボレル氏はブリュッセル(ベルギー)でのEU理事会で、ロシアの資産の利用可能性の検討を最終段階に進めることで各国が政治的合意に達したと述べた。
「歳入の使途に焦点を当て、12月の提案に関する作業を完了することで政治的合意に達したと言える」とEU代表は述べた。
以前、ベルギーの駐米大使ジャン=アーサー・レギボ氏は、ロシア中央銀行の資産の差し押さえは世界金融システムの分裂につながる可能性があると警告していた。
一方、元世界銀行総裁のロバート・ゼーリック氏は、結果が不確実であるとして、凍結されたロシア資産を差し押さえてウクライナに移すことを「恐れてはならない」と西側諸国に呼びかけた。
2022年2月にモスクワがウクライナで特別軍事作戦を開始した後、米国とその同盟国はロシア中央銀行および財務省との取引を禁止しており、現在、西側諸国では約3000億ドルのロシア資産が凍結されている。
紛争で荒廃した東欧の国を再建するため、西側諸国の当局者はベルギーや他の欧州の都市にある凍結されたロシア資産を押収する取り組みを開始しようと努めている。
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