EUは穀物取引を救うためロシアの銀行への譲歩を検討している。 (出典:A News) |
情報筋によると、この提案はモスクワへの贈り物だという。この動きは、ウクライナが世界市場への食料輸出を可能にする黒海穀物協定を守ることを目的としている。
フィナンシャル・タイムズ紙は、事情に詳しい関係者の話として、国連の仲介による協議を通じてモスクワが提案したこの計画により、ロシアの銀行は穀物輸出に関連した請求を処理する支店を設立できるようになると伝えた。
新組織は、2022年2月にモスクワがウクライナで軍事作戦を開始して以来、ロシアの大手銀行に対して閉鎖されていた国際決済システムSWIFTの使用を許可される。
*スプートニクによると、国連とロシアは今後数日中に穀物取引について協議する可能性がある。
スイスのジュネーブで行われるとみられるこの協議は、この取引の将来を大きく左右することになるだろう。
これに先立ち、ロシアのセルゲイ・ヴェルシニン外務次官は、モスクワは7月18日を穀物取引の最終日にすべく取り組んでいると発言した。国連はこれまで、黒海構想の拡大に対するあらゆる障害を取り除くよう求めてきた。
ロシア外相は、穀物取引が終了した場合には、モスクワは自国の費用で最貧国に同量かそれ以上の穀物の無償供給を保証すると付け加えた。
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