トランプ氏の支持者たちは共和党に対し、前大統領を「推定候補者」とみなして総選挙に進むよう求める決議案を提出した。
「決議:共和党全国委員会(RNC)は、ドナルド・トランプ氏を2024年大統領選挙の推定候補と宣言し、この時点で総選挙モードに移行し、候補者の支持者がチーム・トランプ2024に参加することを歓迎する」とディスパッチ紙は、1月25日に共和党全国委員会のメリーランド州代表デビッド・ボッシー氏が提出した決議案を引用した。
ボッシー氏の提案は、アイオワ州とニューハンプシャー州でのトランプ氏の最近の勝利を挙げながら、共和党大統領選に関して共和党全国委員会が取り組む必要のあるいくつかの問題を概説している。草案には「あらゆる兆候から、我々の推定候補者であるトランプ氏以外の候補者が共和党の指名を獲得する可能性は数学的に排除されている」と記されている。
RNCのスポークスマン、キース・シッパー氏は、RNC決議委員会がボッシー氏の提案を検討することを確認した。同委員会は来週、168人の委員が出席する共和党全国委員会の年次総会でこの法案を採決にかけるかどうかを決定する予定だ。
トランプ大統領の同盟者であるボッシー氏はこの情報についてコメントしていない。
ドナルド・トランプ前大統領は1月23日にニューハンプシャー州ナシュアで演説した。写真: AP
「共和党全国委員会が私を暫定候補にしたいと望み、そのための票を持っていることは評価するが、党の結束のためにそうすべきではないと思う」とトランプ氏は1月25日遅く、ソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」に書いた。 「昔ながらの方法で投票箱で手続きを完了すべきだった」
一方、トランプ氏の主な対立候補である元米国国連大使のニッキー・ヘイリー氏の選挙陣営は、共和党の候補者は有権者によって決められるべきだと主張した。
「共和党全国委員会の言うことなど誰が気にするだろうか。大統領選に出馬する候補者を決めるのはワシントンの側近ではなく、全米の共和党支持者数百万人に任せる」とヘイリー陣営は声明で述べた。
アイオワ州とニューハンプシャー州で勝利したトランプ氏は代議員32人を獲得しており、7月に開催される党大会で共和党候補になるためには代議員数1,215人に達する必要がある。ヘイリー氏の代議員数は現在17人。
ヌー・タム(ザ・ヒル、ロイター通信による)
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