気象庁は2日、新年初日に石川県能登半島と中部地方の沿岸部を襲った一連の強い地震を受けて発令していた津波警報をすべて解除した。しかし、気象庁は依然として、日中は潮位の小さな変動が続く可能性があると予想している。
現在、地震の影響で運休を余儀なくされていた高速鉄道は、一部で運行を再開している。日本の原子力規制委員会は、中部地方のいくつかの原子力発電所は正常に稼働していると発表した。
統計によれば、日本はこれまでにマグニチュードの異なる地震を155回経験しており、そのほとんどはマグニチュード7.6の最初の地震の余震と確認されている。気象庁は、この規模の一連の地震を「2024年能登半島地震」と正式に命名した。
石川県によると、地震により同県輪島市では高さ1メートルから1.2メートルの津波が複数回発生した。 1月2日午前9時30分(ベトナム時間)の時点で、省当局は13人が死亡、数十人が負傷し、多くの建物、車、ボートが破壊または大きな被害を受けたことを確認した。石川県でも火災により200棟以上の建物が焼失した。
岸田文雄首相は1月2日午前の記者会見で、「多くの死傷者が出て、多くの家屋が倒壊・焼失するなど、被害は甚大だ」と確認した。同氏は、政府は救助活動と災害救援活動を支援するため、現在被災地に駐留している8,500人の国防軍を支援するため、さらに1,000人の兵士を派遣したと述べた。 「人命救助が私たちの最優先事項であり、時間との戦いだ」と彼は強調した。
気象庁によると、最初の地震の震源地は輪島市の東北東約30キロ、震源の深さは約16キロ。したがって、この地震は日本の震度7レベルの最高レベルであると判定されました。日本で最後にこれほど強い地震が発生したのは、2018年末の北海道だった。
ジョー・バイデン米大統領は、日本で発生した一連の地震による被害を共有し、日本は緊密な同盟国に必要なあらゆる支援を提供する用意があると宣言した。一方、英国のリシ・スナック首相は日本政府と国民に哀悼の意を表した。
VNA
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