インフレの影響で量販車の販売が低迷する一方で、自動車メーカーは富裕層をターゲットにし、価格上昇の影響をほとんど受けない高級車の販売で利益を上げている。
これに応じて、マルチ・スズキ(MRTI.NS)とマヒンドラ・アンド・マヒンドラ(MAHM.NS)は、国内SUV販売がそれぞれ前年比24%と39%増加したと報告した。
2019年8月11日、インド北部ハリヤナ州マネサールにあるマルチ・スズキ工場に駐車された車。写真:ロイター。
インドの自動車メーカーのSUV部門は、過去1年間の強い需要の恩恵を受けてきた。
タール、スコーピオ、XUVなどのSUVを製造しているマヒンドラは、2023年にこのカテゴリーで記録的な売上を記録した月がいくつかあった。同社の売上は、今会計年度に入ってからこれまで毎月20~57%増加している。
今会計年度、これまでのところ、マルチの国内乗用車(PV)販売のうちSUV販売は36%を占めており、前会計年度は22%だった。一方、マヒンドラのPV車両販売のほぼすべてを占めている。
自動車メーカーが通常より大きな値引きを提供する年末と、エントリーレベルの車の需要が相まって、マルチはより安価なモデルの値引きを40~45%引き上げた。
しかし、アルトやバレーノなどの小型車の売上は29%減少した。その理由の一つは、マルーティが卸売業務を規制しているからだ。
タタ・モーターズ(TAMO.NS)は、車種別の成長率を明らかにしなかったものの、国内の太陽光パネル販売が8%増加したと発表した。
二輪車のうち、バジャジ・オート(BAJA.NS)とTVSモーター(TVSM.NS)の国内販売はそれぞれ26%と27%増加したが、アイヒャー・モーターズ(EICH.NS)のロイヤルエンフィールドのオートバイの販売は7%減少した。
アナリストらは、バジャジや他の二輪車メーカーは、今月前半の結婚シーズンの恩恵を受けたと述べた。
レ・ナ(ロイター通信による)
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