朝鮮中央通信(KCNA)によると、北朝鮮は米国の軍事行動に対抗するため、来年6月に初の軍事偵察衛星を打ち上げる予定だ。
北朝鮮の金正恩委員長は、打ち上げ準備中の同国初の軍事偵察衛星を視察した。 (出典:AFP) |
朝鮮中央通信が伝えた声明の中で、朝鮮労働党中央軍事委員会のリ・ピョンチョル副委員長は、米国と韓国による合同軍事演習は野心を公然と示すものだと非難した。
ロイター通信は、米国と韓国の軍が先週、新型コロナウイルスによる制限と北朝鮮との外交努力への期待から多くの訓練を縮小する中、最大規模の合同実弾演習を実施したと報じた。
リ氏は、今回の訓練では、平壌が「敵国の軍事行動に関する情報をリアルタイムで収集できる手段」を持つことが求められると述べた。
リ氏は「現在および将来の脅威を総合的に検討し、包括的かつ現実的な戦争抑止力を強化する活動をより徹底的に実践していく」と述べた。
一方、米国務省報道官は、北朝鮮によるいかなる衛星打ち上げも、北朝鮮による長距離ミサイル発射を禁じた国連安全保障理事会(UN)決議に違反することになるだろうと断言した。
北朝鮮は以前、5月31日から6月11日の間に衛星を宇宙に打ち上げる計画を日本政府に伝えていた。
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