デービッド・キャメロン氏は、英国の新外務大臣に任命された後、11月13日にダウニング街で撮影された(写真:ロイター)。
57歳のキャメロン氏は2010年から2016年まで英国首相を務めた。彼は英国が欧州連合(EU)からの離脱を決めた国民投票後に辞任した。
英国政界に突然復帰する前、彼は過去7年間、回顧録を執筆したり、金融会社グリーンシル・キャピタルで働くなどビジネスに手を出したりしていた。
スナク首相の事務所は11月13日、チャールズ国王がキャメロン氏に英国下院の議席を与えることに同意したと発表した。これにより、キャメロン氏はもはや国会議員ではないものの、閣僚として内閣に復帰できることになった。
キャメロン首相は11月13日、ソーシャルネットワークXで「我々はウクライナ戦争や中東危機など一連の困難な国際課題に直面している」と述べた。
「世界が大きく変化しているこの瞬間に、我が国が同盟国と共に立ち、連携を強化し、我々の声が確実に届けられるようにすることがこれまで以上に重要だ」と彼は書いた。
元英国内務大臣スエラ・ブレイバーマン氏(写真提供:ナイジェル・ハワード・メディア)。
また、この内閣改造で、スナク首相はスエラ・ブレイバーマン内務大臣を解任し、後任に前外務大臣のジェームズ・クレバリー氏を任命した。
ブレイバーマン氏は職を失う前、警察が親パレスチナの抗議者に対して偏見を持っていると非難する記事を許可なく出版し、物議を醸した。
スナク氏がキャメロン氏を復帰させる決断は、移民、警察、ホームレス問題などの問題でブレイバーマン氏の右翼的な発言に衝撃を受けていた保守党穏健派を喜ばせることになりそうだ。
同時に、この決定は、特にキャメロン首相がEU離脱の国民投票の敗北に関わっていることから、保守党右派の議員たちの怒りを買う可能性もある。
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