軍によると、19日早朝、迷彩服を着た約50人の集団が首相や国防相、国会議長に就任予定の有力政治家の公邸を襲撃した。
コンゴのフェリックス・チセケディ大統領。写真:ロイター
当局はこれを計画的なクーデターと呼んだ。一団の群衆が首都キンシャサ中心部にあるパレ・デ・ラ・ナシオンの建物に侵入した。この建物はフェリックス・チセケディ大統領の主な住居兼職場である。
ソーシャルメディア上の動画によると、武装した男たちが大統領官邸の入り口に近づき、ガラスのドアを壊す様子が映っている。彼らはザイール(コンゴの旧称)の国旗を掲げ、「ザイール万歳」と叫んだ。
その後、治安部隊が介入し、同グループのリーダーであるコンゴの政治家クリスチャン・マランガ氏と他の3人を射殺した。軍は他に約40人が逮捕されたと発表した。
41歳のクリスチャン・マランガは自らを「新ザイールの大統領」と呼んでいる。彼は米国に定住し、その後コンゴに戻って選挙活動を行い、現在のコンゴの政治階級への反対を煽った。
軍報道官シルヴァン・エケンゲ氏によれば、マランガ氏はソーシャルメディア上でチセケディ大統領を倒すと脅迫していたという。 2017年に初めてクーデターを企てたが失敗した。
コンゴ当局は、クーデター計画者にはコンゴ人および他国籍の人々が含まれていたと述べた。拘束された人の中にはマランガさんの息子を含む米国人3人が含まれていた。米国大使は、コンゴ政府に全面的に協力し、関与した米国民全員に責任を負わせるつもりだと述べた。
コンゴのシンクタンク、エブテリの政治アナリスト、トレソル・キバングラ氏は、クーデター未遂事件が鎮圧された速さは、クーデター計画者が大きな脅威ではなかったことを示しているが、厳重な警備が敷かれた標的を攻撃したという事実は懸念すべきことだと述べた。
この事件は、コンゴ東部でルワンダが支援する反政府勢力による2年にわたる攻撃を封じ込めようと苦闘しているチセケディ大統領にとって、より広範な紛争に波及する恐れのある微妙な時期に起きた。
ゴック・アン(ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/cuoc-dao-chinh-that-bai-o-chdc-congo-da-dien-ra-nhu-the-nao-post296277.html
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