ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相率いる新政権は7月8日、信用格付け、雇用、基本賃金、税金の改善を約束し、同国議会で重要な決議を可決した。
ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は7月8日、アテネで行われた議会で演説した。ギリシャの新政権は7月6日から3日間の議会会議を経て、信任投票で承認された。(出典:AP通信) |
国営放送局ERTによると、賛成158票、反対142票で、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相率いる新政府は投票を可決した。
これに先立ち、7月6日、ギリシャ議会での初演説で、キリアコス・ミツォタキス首相は、同党に改革プロセスを加速させる使命が与えられていることを確認した。
新政権は「過去の過ちを正す」と明言し、今後4年間で減税、給与・年金の引き上げ、債務の早期返済といった目標に重点を置く予定だ。
ミツォタキス氏は、ギリシャが力強い成長を達成し、投資適格格付けを回復し、ユーロ圏の第一弾の救済策対象国からの融資を返済できるよう支援すると約束した。
新民主党はまた、年金受給者に年間ボーナスを支給し、生活費危機に対する世帯の保護を拡大し、来年から子供を持つ家族への税制優遇措置を増やすことを約束した。
ミツォタキス首相は、基本給月額は780ユーロから950ユーロに引き上げられる一方、社会保障費は1パーセントポイント削減されると付け加えた。
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