共和党の大統領候補指名を目指しているヘイリー氏は、トランプ氏の副大統領になるという選択肢を拒否した。
「誰かの副大統領になりたくない。そんなことは考えていない」と、共和党の大統領候補、ニッキー・ヘイリー元米国国連大使は1月19日、ニューハンプシャー州で有権者に語った。
彼女は立候補を発表した際に、共和党がドナルド・トランプ氏を含め誰を大統領選の候補者に選んだとしても、「ナンバー2の地位」を受け入れるつもりはないと改めて立場を表明した。彼女は今年の選挙で「他人のゲーム」に参加したくないと強調した。
共和党候補のニッキー・ヘイリー氏が1月18日にニューハンプシャー州の有権者に演説する。写真:ロイター
ヘイリーはサウスカロライナ州の知事だった。彼女は2017年にトランプ大統領によって国連米国大使に任命され、インド系として初めて内閣に加わった人物となった。彼女は2018年に大使を辞任したが、2023年2月に立候補を発表するまでトランプ氏への強力な支持を維持した。
元米国大使はニューハンプシャー州で大きな支持を得ており、共和党は次に同州で候補者を選ぶ投票を行う予定だ。今週初めの世論調査では、ヘイリー氏が党支持者の33%の支持を得ている一方、トランプ氏は37%の支持を得ている。
トランプ氏に反対する共和党支持者らは、ヘイリー氏がアイオワ州で3位に終わったことを受け、この米北東部の州が、トランプ前大使が前米大統領を追い抜くための転機になると予想している。ニューハンプシャー州は、トランプ大統領の攻撃的な姿勢や一連の法的トラブルをあまり好ましく思わない穏健派共和党支持者が多く、ヘイリー氏にとって有利な州とみなされている。
同党の予備選挙の残りの候補者はフロリダ州知事のロン・デサンティス氏だ。彼はニューハンプシャー州にはあまり注意を払わなかったが、主な「戦場」はサウスカロライナ州であると判断した。
タイン・ダン氏(ロイター通信、アルジャジーラによる)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)