ブルームバーグ通信は8月22日、インドが食料価格高騰に対処するため米の輸出に新たな制限を導入することを検討していると報じた。
世界最大の米輸出国はバスマティ米以外のパーボイルド米の出荷に関税を課すことを検討しているが、まだ決定はされていないとブルームバーグが報じた。
しかし、インドのサンジーヴ・チョプラ食糧大臣は直ちにこの情報を否定した。 「現在、インドはパーボイルドライスの輸出に何らかの制限を課すことは検討していない」とチョプラ氏は述べた。
パーボイルド米はインドの米輸出全体の約3分の1を占めている。同国は年間約1億3500万トンの米を生産し、年間約2100万トンを輸出している。
7月、ナレンドラ・モディ首相率いる政府は砕米とバスマティ米以外の白米の輸出を禁止し、皆を驚かせた。
この決定により、供給懸念から製品の価格は15年ぶりの高値にまで上昇した。タイ米輸出協会のデータによれば、タイ産5%砕米は1トン当たり648ドルまで上昇し、2008年10月以来の最高値となった。
インドのインフレ率は15カ月ぶりの高水準に達し、政府は高騰する食品価格を抑制するための対策を緊急に講じる必要に迫られている。最近のタマネギ輸出に対する40%の関税もこの取り組みに貢献した。
この南アジアの国は小麦と砂糖の輸出も制限し、一部の農産物の備蓄も制限した。同国はまた、国内供給を改善するために小麦に対する40%の輸入税を撤廃し、国庫備蓄のトマトや穀物を売却することを検討している。
グエン・トゥエット(ブルームバーグ、インディア・タイムズによる)
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