ロシアの軍事裁判所は11月23日、ロシアが実効支配するウクライナの都市メリトポリで複数の建物を爆破しようと計画したとしてウクライナ人男性に懲役18年の刑を言い渡したとロシア国営メディアが報じた。
ロシアの治安当局は、ゴルベフ氏はウクライナの秘密諜報機関に採用されたと述べた。 |
ロシア南部の都市ロストフ・ナ・ドヌの軍事法廷は、昨年8月にメリトポリで起きた爆発と2回の爆弾攻撃未遂に関連する複数の罪でドミトリー・ゴルベフに有罪判決を下した。
検察官によると、ゴルベフ容疑者は地方交通警察本部の入り口に爆発物を仕掛け、それが爆発して建物に損害を与えたという。
ロシア当局は、ゴルベフ氏はウクライナの秘密諜報機関に採用されたと述べた。同局はゴルベフ氏に爆発装置の製造方法と起爆方法を訓練し、資材を提供した。
ロシアのコメルサント紙によると、公判中、ゴルベフ被告は爆発物を仕掛けたことは認めたが、昨年8月の爆破事件については否認した。
ロシア連邦保安庁(FSB)は、メリトポリの政府庁舎を狙ったものと、ロシア当局者が頻繁に通る道路沿いに仕掛けられたもの、計2件の爆破計画を阻止したことを確認した。
これまでのところ、上記のいずれの事件でも死傷者は報告されていない。
ロシアは、ゴルベフ容疑者はウクライナの諜報機関に採用され、爆発物の製造と起爆方法を訓練され、材料も提供されたと述べた。
ロシアのコメルサント紙によると、公判中、ゴルベフ被告は爆発物を仕掛けたことは認めたが、「国際テロ」の容疑は否認した。同紙は、同被告が法廷で「私はウクライナ人だ。私はウクライナを守っている」と述べたと伝えた。
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