エジプトのアブデルファッターハ・エルシーシ大統領は6月5日、ロシア・ウクライナ危機の仲介を目指すアフリカ・イニシアチブがこの紛争の解決に貢献するだろうとの期待を表明した。
アフリカはロシアとウクライナの紛争を仲介し、欧州で1年以上続いている危機の終結に貢献したいと考えている。 (出典:ハアレツ) |
エジプト、コモロ、南アフリカ、セネガル、ウガンダ、ザンビアの6カ国の首脳は6月5日にオンライン会議に出席し、アフリカ・イニシアチブの詳細を議論し、推進した。
エルシーシ大統領は、国際法を尊重し、平和的手段で紛争を解決し、対話を優先する必要性を強調し、世界の平和と安全を実現するために紛争の解決に向けて国際的な努力を結集するよう求めた。
エルシーシ大統領によれば、エジプトはこのような危機を予防し、その政治的、経済的、社会的影響を克服するために全力を尽くすとのことだ。
会議で首脳らは、特に食糧安全保障、エネルギー、国際金融の面で、ロシアとウクライナの紛争がアフリカ大陸の国々と世界の他の国々に及ぼす深刻な影響を考慮すると、この紛争の解決はアフリカの利益になると強調した。
首脳らはまた、アフリカ・イニシアチブにはロシアとウクライナ両国を引きつけるメカニズムが必要だと強調した。
この会合は、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領が、紛争の和平案の可能性について協議するため、アフリカの首脳グループが「できるだけ早く」ロシアとウクライナを訪問すると発表した約2週間後に行われた。
2022年2月に勃発したロシアとウクライナの紛争は、すでに穀物価格の高騰や世界貿易の混乱に苦しんでいるアフリカ諸国に大きな影響を及ぼしている。
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