ロイター通信は3月6日、サウスカロライナ州の元知事ニッキー・ヘイリー氏が今年の大統領選からの撤退を近く発表すると報じた。
ロイター通信は、ヘイリー氏が3月6日午前10時(現地時間)に次期選挙での目標について演説すると報じた。ヘイリー氏はまた、2024年の選挙では対立候補のドナルド・トランプ前米大統領を支持するよう支持者に呼びかける予定だ。
共和党候補のニッキー・ヘイリー氏は3月6日にホワイトハウス選挙から撤退した。 (写真:ロイター)
またロイター通信によると、共和党の候補者争いでトランプ氏の最大のライバルはニッキー・ヘイリー氏だという。ヘイリー氏の撤退の決断は、トランプ氏が共和党の指名を獲得し、来年11月に再び民主党のジョー・バイデン大統領と対決することを意味する。
スーパーチューズデー(3月5日)では、トランプ氏はカリフォルニアやテキサスを含む14/15州で勝利した。一方、ヘイリー氏はバーモント州でのみ勝利した。
ヘイリー氏はワシントンDCでの共和党予備選挙で、トランプ氏を62.9%対33.2%で破り勝利した。
彼女はこれまで8回の予備選挙の全てでトランプ氏に敗れていた。ロイター通信は、ワシントンでの勝利は「小さな」象徴的な成果だと論評した。
一方、民主党側では、現職のジョー・バイデン大統領はスーパーチューズデーで強力なライバルと対決することはなかった。
これまでのところ、81歳の大統領は民主党の票の大半を獲得している。
ロイター通信によると、トランプ氏とバイデン氏が「再戦」するというシナリオを好む米国人は多くない。世論調査によれば、両政治家とも有権者の間で支持率が低い。
したがって、来年11月の選挙は、米国内で引き続き深い分裂を引き起こすことが予想される。バイデン氏は対立候補を民主主義に対する実存的脅威とみなしているが、トランプ氏はこの非難は根拠がないと一貫して主張している。
バイデン氏自身も一つの懸念を抱いている。それは年齢の重荷だ。 2月に実施されたロイターの世論調査では、回答者の4分の3がバイデン氏は米国の指導者の役割を担うには年を取りすぎていると答えた。
調査対象者の約半数がトランプ氏について同様のことを述べた。
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