最近、ウクライナのデニス・シュミハリ首相は、両国間の商業契約が今年末に期限切れとなるため、この東欧諸国の領土を経由したロシア産ガスの輸送を認める協定をウクライナは更新しないと発表した。
ウクライナはEU諸国へのエネルギー供給、特にガスの確保に取り組んでいる。 (出典:ロイター) |
「欧州委員会がウクライナにロシア産以外のガスの輸送を正式に提案すれば、キエフは協議し適切な合意に達する用意がある」とシュミハル氏は強調した。
ウクライナは過去1年間、欧州連合(EU)諸国へのエネルギー供給、特にガスの確保に取り組んできた。
ウクライナ経由のパイプラインでロシアからガスを受け取っているスロバキアなどの国々は、協定の失効時に供給が途絶えるのを避けるため積極的に交渉を行っている。
スロバキアのロベルト・フィツォ首相は「天然ガス輸送の維持はウクライナの隣国との二国間問題であるだけでなく、27カ国全体の問題でもある」と述べた。
スロバキアのデニサ・サコバ経済相は、欧州諸国と企業は来年ウクライナ経由でロシア産ガス約150億立方メートルを輸入したいと考えており、新たな供給源を確保するために交渉中だと述べた。
スロバキアは今後2~3年以内にガス供給協定に達することを望んでいる。
一方、ウクライナの西隣国モルドバもガスプロムからの供給を確保する交渉を行っており、トルコ、ブルガリア、ルーマニア経由でロシア産ガスを受け取る選択肢を検討している。
EU当局者は、アゼルバイジャンからウクライナ領を経由して欧州諸国にガスを輸送する可能性について域内で議論が行われていると述べた。
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出典: https://baoquocte.vn/ukraine-tiep-tuc-tu-choi-khi-dot-nga-mot-nuoc-chau-au-dang-tim-cach-de-nhap-hang-tu-moscow-297782.html
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