共同通信によると、7月14日から3日間にわたって行われた全国電話調査によると、岸田文雄首相の内閣支持率は6月中旬の前回世論調査の40.8%から低下し、不支持率は41.6%から48.6%に上昇した。
岸田文雄首相が東京での記者会見で発言
この調査は、日本政府が福島第一原子力発電所の処理済み放射能汚染水を太平洋に放出する準備を進める中で実施された。
調査結果によると、放射性物質を含んだ水の放出に関する政府の説明が不十分だと感じた人は80.3%に上り、政府の説明が適切だったと感じた人はわずか16.1%だった。
一方、放射能汚染水の放出は安全に実施すると政府は約束しているものの、根拠のない風評により多少なりとも経済的損害が出るだろうと答えた人は87.4%だった。
放射能汚染水の放出が漁業に悪影響を及ぼす可能性について、日本の漁師だけでなく中国などの近隣諸国も懸念している。
今のところ日本政府は放射能汚染水の放出を「夏中」に開始すると約束しているだけだが、岸田首相の9月の外交スケジュールが忙しいことを考えると、8月が現実的な選択肢となるかもしれない。
また、この新たな世論調査では、一連の個人情報漏洩やシステム登録ミスを受けて、健康保険証を廃止し、来年秋までに個人識別カードに統合するという政府の計画について、回答者の76.6%が延期または中止を求めていることも分かった。この数字は前回の調査の72.1%から増加した。
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