イスラエル当局は、モサド長官がガザ地区の停戦案について米国長官と協議するためエジプトのカイロに到着したと発表した。
イスラエルの諜報・特殊作戦研究所(モサド)のデビッド・バルネア所長がエジプトの首都カイロで米中央情報局(CIA)のウィリアム・バーンズ長官と会談する予定であるとイスラエル当局者が2月13日に明らかにした。
イスラエル当局者によれば、ガザ地区での停戦を仲介した経験を持つカタールのモハメド・ビン・アブドルラフマン・アル・サーニ首相が、CIAとモサド長官の会談に出席する予定だという。
事情に詳しい米国の関係筋は2月12日、イスラエルが先週末にハマスの提案を拒否したことを受け、CIA長官がカタールが仲介する停戦提案について交渉するためカイロを訪問することを確認した。
2月11日、ガザ地区で戦闘するイスラエル兵。写真: IDF
ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルはハマスに対する軍事作戦を継続すると述べ、約140万人が避難しているガザ地区南部の都市ラファに部隊を派遣した。
米国務省報道官マシュー・ミラー氏は2月12日、ラファの民間人の安全を確保する確実な計画がなければ、米国は「イスラエルによる全面的な軍事作戦を支持しない」と述べた。
ミラー氏の発言は、イスラエル国防軍(IDF)がラファ市で人質2人を救出する作戦を開始した数時間後になされた。ガザ地区保健省によると、イスラエル国防軍の作戦中の激しい空爆によりラファで約100人のパレスチナ人が死亡した。
ハマスの武装組織であるイッズ・アドディーン・アル・カッサム旅団は2月11日、ガザ地区へのイスラエルの空爆で人質2人が死亡、8人が重傷を負ったと発表した。同旅団は、負傷者の容態は「適切な治療を施すことができないため悪化している」と警告した。
ガザ地区の保健当局によれば、戦闘で少なくとも2万8,340人が死亡、6万7,984人が負傷しており、そのうち約70%が女性または子どもだという。世界保健機関(WHO)はガザ地区の保健当局による死傷者報告は信頼できるものとみなしており、国連機関もこれらの数字を頻繁に引用している。
グエン・ティエン氏( AFP通信による)
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