国営朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた声明の中で、北朝鮮国防省報道官は、ロイド・オースティン米国防長官の今週のソウル訪問に言及し、この地域の緊張を高めたのは米国だと非難した。
米国のロイド・オースティン国防長官が韓国を訪問。写真:ロイター
声明は「朝鮮民主主義人民共和国軍は、圧倒的な反撃能力と明確な戦略的軍事抑止力によって国家の安全と利益に対するいかなる脅威も断固として制御・管理する」としている。
オースティン氏の訪問中、韓国と米国は北朝鮮の核の脅威に対抗するため二国間安全保障協定を改定した。
韓国国防省は、現在の戦略では北朝鮮の核・ミサイル計画の急速な進展に十分対応できていないため、改訂が必要だと述べた。
北朝鮮は、大規模な米軍演習の影響と地域における米国の戦略資産の存在拡大により、米国とその同盟国が朝鮮半島の軍事的緊張を悪化させた責任があると主張した。
今週、国防総省は、米国務省がサイドワインダーミサイルとスタンダードミサイル6ブロックIミサイルの韓国への販売を承認したと発表した。
オースティン氏の訪問は、先週のアントニー・ブリンケン米国務長官の韓国訪問に続くものである。米国の高官らは、この地域に対するワシントンの関与を再確認しようと努めている。
ホアン・ナム(ロイター通信による)
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