北朝鮮のミサイルは首都平壌郊外の軍事訓練場から北東方向に発射された。
4月2日、北朝鮮で中距離極超音速ミサイルが発射された。 (出典:朝鮮中央通信) |
国防総省のパトリック・ライダー報道官は最近、北朝鮮が4月2日に固体燃料を使用する新型中距離極超音速弾道ミサイルの実験を行ったことについて、米国は認識しており、地域の同盟国と緊密に協議していると明言した。
北朝鮮とロシア、中国との軍事協力に関する懸念に対し、ライダー報道官は、誰と協力するかは主権国家が決めることだと述べた。
しかし、平壌がウクライナ紛争でモスクワに利用するための能力を提供しているような活動をワシントンが発見すれば、問題となるだろう。米国は今後もこうした活動を監視し続けることになる。
国防総省当局者は、米国は地域の安全と安定を確保するため、同盟国やパートナーとの協力に引き続き重点を置くと明言した。
これに先立ち、朝鮮中央通信( KCNA )は4月2日、同国が軍事戦略的な価値を持つ新世代の中距離極超音速ミサイルの発射実験に成功したと報じていた。発射実験は金正恩委員長の直接監視の下で行われた。
朝鮮中央通信によると、今回のミサイル実験は、北朝鮮が新たに開発された極超音速滑空弾頭を搭載した「火星16B」と呼ばれる新型中距離固体燃料弾道ミサイルを発射した初めてのケースとなった。
ミサイルは首都平壌郊外の軍部隊の訓練場から北東方向に発射された。
発射後、極超音速弾頭はミサイルから分離し、予定の1,000キロの軌道を飛行しながら1次高度101.1キロ、2次高度72.3キロに達し、朝鮮半島沖の東海上に正確に落下した。
朝鮮中央通信は、ミサイル実験は近隣諸国の安全に悪影響を及ぼさないと伝えた。
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