2月9日、ドイツのオラフ・ショルツ首相は、キリスト教民主同盟(CDU)のライバルであるフリードリヒ・メルツ氏との選挙前の討論会で、米国が欧州連合(EU)に関税を課した場合、欧州は対応する用意があると宣言した。
2月9日に行われた選挙前の討論会でのドイツのオラフ・ショルツ首相(左)と対立候補のフリードリヒ・メルツ氏。 (出典:EFE) |
ロイター通信によると、2月23日の総選挙前の最初の対決で、メルツ氏は社会民主党(SPD)のショルツ氏をドイツ経済を危機に陥れた優柔不断な人物と評し、一方現首相は細部をしっかりと把握している経験豊富な指導者であるとアピールした。
世論調査でメルツ氏に後れを取っているショルツ氏は、米国が関税を課した場合、EUは標的を絞った報復措置で対応する用意があるかとの質問に対し、「はい…EUとして我々は1時間以内に行動できます」と答えた。
ドナルド・トランプ米大統領は、米国の繁栄から利益を得ているとして、ワシントンの最大の貿易相手国に関税を課すと繰り返し警告している。貿易政策はEUの管轄であり、ベルギーのブリュッセルにある欧州委員会によって管理されています。
国防費については、世論調査でトップに立ち、ドイツの次期首相の最有力候補であるメルツ氏は、北大西洋条約機構(NATO)の目標であるGDPの2%を達成するために増税や借金をすることに消極的だが、それでもトランプ氏が要求する5%には遠く及ばない。
ショルツ首相がその数字では不十分だと述べたとき、メルツ首相は、憲法上の債務上限を維持するという政策綱領にもかかわらず、ドイツの象徴的な支出上限の撤廃について議論する用意があると表明した。
両氏は、トランプ大統領の側近であるイーロン・マスク氏が支援する極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」についても論争した。
ショルツ氏は、メルツ氏がAfDと連携しないということは信用できないと警告した。 CDU党員はそれを否定し、ショルツ氏の「左派」政策が極右政党の世論調査で第2位への躍進を後押ししたと非難した。
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出典: https://baoquocte.vn/tranh-luan-gat-voi-doi-thu-thu-tuong-duc-olaf-scholz-tuyen-bo-san-sang-phan-don-tong-thong-my-donald-trump-trong-vong-mot-gio-303751.html
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