トランプ氏は裁判所の最新の判決に対して控訴するとみられる。
CNNは2月7日、連邦控訴裁判所がドナルド・トランプ氏は元大統領として訴追を免れることはできないとし、2020年の選挙結果を覆す共謀の罪で裁かれる可能性があるとの判決を下したと報じた。
3人の判事で構成される審理部は、トランプ氏が在任中に犯した行為について刑事責任を免れるとの主張は「前例、歴史、憲法の条文や構造によって裏付けられていない」と述べた。
「トランプ前大統領の立場は、大統領職を三権すべての権限外に置くことで、三権分立の制度を崩壊させるだろう。大統領職が、その職に就いた者をその任期中ずっと法の上に置くことは受け入れられない」と判決は述べた。
この判決は、今年の共和党大統領候補の最有力候補であり、刑事訴追される初の元大統領であるトランプ氏にとって、大きな法的後退となる。
報道官はトランプ氏が控訴する予定だと述べた。
トランプ氏は自身のソーシャルネットワーク「トゥルース・ソーシャル」に書き込み、この判決は「大統領が退任後に野党から処罰されるのを恐れて行動を躊躇することになる」ことを意味すると批判した。
「アメリカ大統領は、正常に機能し、国益のために必要なことを行うために、完全な免責特権を持たなければならない。このように国家を破壊する判決は、そのままでは許されない」と彼は書いた。
控訴裁判所は、トランプ氏に連邦最高裁に上訴する機会を与えるため、判決を2月12日まで保留した。連邦最高裁は、この訴訟を審理するか、下級裁判所の判決を維持するかを決定する可能性がある。
トランプ氏は、民主党候補のジョー・バイデン氏が勝利した2020年の選挙結果を覆すために共謀した罪で、3月4日にワシントンDCで裁判を受ける予定だ。
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