「ブッダボット」と呼ばれるこのチャットボットは、2021年にスッタニパータの日本語訳とともに開発されました。
このチャットボットは、日本にいながら多くの人々に仏教の教えを受ける機会を提供する可能性があります。 (出典:仏教チャンネル) |
仏教に関する質問に英語で答えられる人工知能(AI)ベースのチャットボットがブータンで導入された。
これは京都大学と日本のスタートアップ企業の研究チームが開発した製品で、2月3日に発表された。
「ブッダボット」と呼ばれるこのチャットボットは、2021年にスッタニパータの日本語訳とともに開発されました。これは仏教経典の最古のコレクションと考えられています。
2023年、チームはOpenAIのChatGPT生成AIを使用してBuddhabotを改良し、スピーチに通訳と説明を追加するBuddhabot Plusを作成しました。 Buddhabot Plusの英語版はブータン政府の要請により昨年完成しました。
研究チームによると、チベット仏教を国教とするブータンの僧侶約100~200人がテスト段階でこのチャットボットを使用し、機能のさらなる向上やユーザーマニュアルの作成を行う予定。この技術は、早ければ2027年3月にはすべての僧侶に利用可能となり、その後、一般への拡大が検討される予定だ。
ブータンではほとんどの人が英語を理解できるが、仏教への関心は世代を重ねるごとに薄れてきている。
2月3日の記者会見で、京都大学人間社会未来研究所のブッダボット共同開発者の熊谷誠司教授は、このチャットボットによって、より多くの人々が教育を受ける機会を提供できると語った。寺院の数が日本に比べて少ない日本でも、仏教は今後は減少すると予想されます。
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