イタリア・ロシア商工会議所(IRCC)のフェルディナンド・ペラッツォ会頭は、ローマはロシアからのガス供給を完全に放棄することはできないと述べた。イラスト写真。 (出典:AFP) |
イタリア・ロシア商工会議所(IRCC)のフェルディナンド・ペラッツォ会頭は7月15日、スプートニク通信とのインタビューで、ローマはロシアからのガス供給を完全に放棄することはできないと述べ、欧州とモスクワは協力関係を回復することでより多くの利益を得られると断言した。
「ロシアは以前と同じ形ではないものの、イタリアへのガス販売を続けている。ロシアはかなり強力なガス輸出国であるため、ロシアからの供給を完全に放棄することはできない」とペラッツォ氏は強調した。
同時に、同氏は、欧州がロシア産ガスを購入しているのは、それが安価で自国の産業に利益をもたらすからだと指摘し、「制裁は一時的なものだ。変更される可能性がある」と述べた。
ペラッツォ氏によれば、イタリアがウクライナ紛争以前と同じ量のガスを購入するかどうかは分からないが、双方とも協力に関心があるという。 IRCCは、ロシア企業が制裁によって輸入が禁止されていないイタリア製品を購入し、ルーブルを受け取り、その後、第三国にあるIRCC(銀行)口座からイタリアに資金を送金できるシステムを構築することを計画している。
イタリアのアドルフォ・ウルソ産業大臣は2023年2月、同国がロシア産ガスの購入を断念し、今年中に新たな経路を通じて天然ガスの供給国となる可能性があると発表した。
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