ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が来年リオデジャネイロで開催されるG20サミットに出席するとしても、ブラジルで逮捕されることはないだろうと述べた。
ルラ・ダ・シルバ大統領は9月9日、ニューデリーで開かれたG20サミットの傍ら、ニュース番組ファーストポストに対し、プーチン大統領は来年ブラジルが主催するイベントに招待されるだろうと語った。
ルラ氏はさらに、ブラジルでのG20イベントの前にロシアで開催予定のBRICS首脳会議に自らも出席する予定だと付け加えた。
「プーチン氏は簡単にブラジルに来れると思う」とルラ氏は語った。 「私が言えるのは、もし私がブラジルの大統領で、彼がブラジルに来たとしても、逮捕されるはずがないということです。」
ロシア大統領の海外渡航問題は、国際刑事裁判所(ICC)が3月にプーチン大統領に対し、数百人の子どもをウクライナから違法に連れ去った容疑で逮捕状を発行して以来、注目を集めている。モスクワ側はこの容疑を否定している。
プーチン大統領はいくつかの国際会議を欠席した。彼は8月に南アフリカで行われたBRICS首脳会議にビデオリンクで出席したが、ニューデリーでのG20首脳会議には欠席した。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が同氏の代理を務めた。
ブラジルは南アフリカ同様、国際刑事裁判所を設立したローマ規程の署名国であり、当該逮捕状を執行する義務がある。ルラ・ダ・シルバ大統領の事務所はコメント要請にすぐには応じなかった。
ブラジルは、左派大統領の指導の下、ロシアとウクライナの和平交渉を促進するため中立国のグループを結成しようとしている。
ルラ氏は8月初め、ウクライナの和平に向けて努力しているものの、ゼレンスキー大統領もプーチン大統領も「交渉の用意」はできていないと発言していた。
ミンドゥク氏(アルジャジーラ、アルアラビーヤによる)
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