最近、ロシア国営原子力公社(ロスアトム)のアレクセイ・リハチョフ最高経営責任者(CEO)は、クルスク原子力発電所が攻撃を受けるリスクは非常に高いと述べた。 [広告_1]
ロシアのクルスク原子力発電所。 (出典:AFP) |
スプートニク通信は9月3日、ウクライナが8月6日から侵入・攻撃作戦を展開しているクルスクでは空襲警報が定期的に鳴っているとリハチョフ氏が語ったと報じた。
「今のところ、複合施設の建物への攻撃はないが、接近した際に多数のミサイルが撃墜され、複合施設の外で多数のドローンが無力化された。したがって、リスクは非常に高い」と彼は述べた。
リハチェフ氏によれば、クルスク原子力発電所はこの地域にとって重要なエネルギー供給拠点となっている。ロスアトム社は、クルスク原子力発電所があるクルチャトフ市の住民だけでなく、発電所の従業員の生活を守るために努力している。
同発電所は現在、通常通り稼働しており、2基が停止、4基目は計画的な修理中、3基目はフル稼働している。
同日、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、9月3日のウクライナ訪問中に、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とクルスク原子力発電所の安全性の問題について協議したと述べた。
IAEA事務局長は、同国で放射線緊急事態につながる可能性のある状況を回避することの重要性を再確認し、原子力発電所を攻撃の標的にすべきではないという自分の伝えたかったメッセージをゼレンスキー大統領が理解したと確信している。
この警告は、ウクライナがロシア領土の奥深くまで攻撃できるようにする長距離巡航ミサイルの輸送計画をワシントンが承認しようとしているとの米国当局者の報道の中で発せられた。
したがって、長距離空対地巡航ミサイル(JASSM)は、米国政府が今秋発表する新たな武器援助パッケージの一部となる可能性がある。しかし、最終決定はまだ下されていない。
この情報を受けて、ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は9月4日、キエフがロシア領土への長距離攻撃を開始した場合、モスクワは即座に「極めて痛烈な」対応を取ると西側諸国とウクライナに警告した。
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出典: https://baoquocte.vn/noi-lo-cua-nga-o-kursk-phat-canh-bao-ve-cai-gia-vo-cung-dau-don-neu-ukraine-su-dung-thu-vu-khi-nay-284987.html
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