2月12日、イエメンのフーシ派の報道官ヤヒヤ・サリア氏は、同勢力が商船スター・アイリス号を攻撃したことを認めた。
イエメンのフーシ派の報道官ヤヒヤ・サリア氏。 (出典:ゲッティイメージズ) |
この船はフーシ派によって米国の所有物であると確認されており、戦略的なバブ・エル・マンデブ海峡を通過中に攻撃された。
サリア氏はアル・マシラテレビで「イエメン海軍は紅海で米艦船スター・アイリスを対艦ミサイルで攻撃した」と発表した。
フーシ派関係者によれば、攻撃は直接的かつ正確に実行されたという。
サリア氏は、フーシ派は彼らと彼らの国を標的とした行動に応じてさらなる作戦を実行することを躊躇しないと強調した。
一方、英国海事貿易運営機構(UKMTO)は、攻撃は2月12日午前4時(ハノイ時間同日午前8時)前、イエメンのアル・ムカ港の南約40海里の海域で発生したと発表した。
UKMTOによると、同船に向けてミサイル2発が発射されたが、乗組員に負傷者はいなかった。
船舶追跡ネットワーク「マリン・トラフィック」のデータによると、マーシャル諸島船籍の貨物船「スター・アイリス」は1月12日にブラジルのヴィラ・ド・コンデ港を出港し、イランのバンダル・イマーム・ホメイニ港に向かっていた。
これに先立ち、乗組員は2月12日に紅海中央部にある船の位置を報告した。
また2月12日、英国の海上警備会社アンブリーは、スターアイリス号がギリシャ所有であることを確認した。この船はバブ・エル・マンデブ海峡を通過中に2度のミサイル攻撃を受けた。
アンブリー氏の報告書によると、スター・アイリス号は「銃撃を受け、右舷側に損傷を受けたとみられる」と述べ、船内に民間の武装警備隊が存在していたことを明らかにした。
アンベリー氏は、スターアイリスを所有する企業が米国ナスダック証券取引所に上場していると指摘した。したがって、これが船がフーシ派の勢力に攻撃された理由である可能性がある。
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