北朝鮮が衛星打ち上げ計画を発表したことを受け、日本は同国領土に落下する北朝鮮のミサイルを迎撃する用意があると述べた。
日本の防衛省は本日、浜田康一防衛相が北朝鮮が発射したミサイルが日本領土に落下したことが確認された場合、迎撃態勢を整えるよう指示したと発表した。準備には、パトリオットPAC-3防空ミサイルやSM-3迎撃ミサイルを搭載したイージス駆逐艦の配備などが含まれる。
この声明は、北朝鮮が5月31日から6月11日の間にロケットを使用して衛星を打ち上げる計画を日本に通知したと日本の海上保安庁の当局者が述べた後に出された。
岸田文雄首相は、衛星打ち上げを含む北朝鮮のいかなるミサイル発射も国連安全保障理事会決議に違反し、日本国民の安全に重大な脅威となると述べた。
安全保障理事会の決議は北朝鮮による弾道ミサイル実験を禁止した。しかし、平壌は、この禁止措置は民間宇宙計画には適用されないと主張した。
日本、韓国、米国はいずれも、北朝鮮の衛星打ち上げは同様の技術を使用しているため、ミサイル実験の「口実」に過ぎないと考えている。
松野博一官房長官は、「衛星発射カバーをつけたミサイル実験」は日本の安全保障に対する脅威であると断言し、状況を注視し、必要であれば対応すると強調した。
このロケットは2022年12月に北朝鮮によって試験された。写真: KCNA
北朝鮮の国営通信社である朝鮮中央通信は今月中旬、平壌が同国初の偵察衛星を完成させたと発表した。北朝鮮の金正恩委員長はその後、娘とともに偵察衛星基地を視察し、衛星打ち上げの成功は「国の防衛力強化」につながる「緊急の要件」だと強調した。
アナリストらは、軍事衛星は紛争の際に標的を攻撃する能力を高めるために監視・追跡技術を向上させる北朝鮮の取り組みの一環だと指摘している。
平壌は数回のミサイル発射で衛星システムをテストした。金正恩委員長は、北朝鮮が米国とその同盟国の軍事行動に関するリアルタイム情報を提供するための偵察衛星の開発目標を追求していると述べた。
安全保障理事会は、北朝鮮によるこれまでの核実験や弾道ミサイル実験を受けて、一連の制裁を課してきた。北朝鮮が最後に衛星を打ち上げたのは2016年2月だが、日本は実際には大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術の試験だったと主張している。
ヴー・アン(ロイター通信によると)
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