(CLO)トランプ政権が同庁の援助契約の90%以上を削減すると発表した翌日、米国国際開発庁(USAID)の職員らが個人の所持品を集めるためにワシントンの本部に到着した。
木曜日、多くのUSAID職員が私物の入った段ボール箱を運び、同僚や支援者からの拍手を受けながらワシントン本部を後にした。関係者によると、職員が荷物を回収するのにかかった時間はわずか15分だったという。アメリカ連邦政府職員連盟はこの行動を「無神経かつ無礼」だと批判した。
2月27日、ワシントンのUSAID本部で元USAID職員が私物を梱包している。写真: GI
トランプ大統領は1月初め、「アメリカ第一主義」政策のもと、納税者のお金の使い方を見直すため、すべての対外援助を90日間停止するよう命じた。
この決定によりUSAIDは混乱に陥り、世界的な活動は停滞し、人道援助プログラムに深刻な影響を及ぼした。
トランプ大統領は、無駄な予算を理由に政府規模を縮小する取り組みの一環として、億万長者のイーロン・マスク氏に米国国際開発庁(USAID)の解体を命じた。何千人もの従業員が解雇され、多くの請負業者は契約を失い、本社への出入りも許されなかった。彼らのほとんどは回復の見込みがない。
USAIDのベテラン職員であるアンジェラ・スティーブンス氏は、同機関の完全解散に失望を表明した。 「新政権が発足すれば変化が起きるだろうとは分かっていたが、こんな結末を迎えるとは誰も予想していなかった」と彼女は語った。
トランプ政権は、USAID予算全体の92%に相当する540億ドル相当の約5,800件の援助助成金を削減したと発表した。さらに、米国国務省の対外援助資金も約30%削減され、総額44億ドルとなった。南アフリカのいくつかの主要HIV/AIDSプログラムは資金を失い、国連機関であるUNAIDSもUSAIDとの契約を打ち切られた。
ゴック・アン(ロイター、デイリー・サバ紙による)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/nhan-vien-usaid-tam-biet-tru-so-khi-my-cat-giam-manh-vien-tro-nuoc-ngoai-post336487.html
コメント (0)