中国中央テレビ(CCTV)は、中国ロケット技術研究所元所長の王小軍氏が、中国の政治諮問機関である中国人民 政治協商会議(政協)第14期全国委員会の委員から外されたと報じた。
上記の決定は、1月29日に北京で開催された全国人民政治協商会議第13回常務委員会で審議され、承認されました。 CCTVは王氏の失格理由を詳しく報じなかった。
中国ロケット技術研究所元所長、王小軍氏。 (写真:サウスカロライナ州立大学モーニングスター校)
公開文書によると、王小軍氏は1969年生まれ。国立国防科技大学でロケット設計の修士号を取得し、中国ロケット技術研究所で博士号を取得した。 2020年2月に中国ロケット技術研究所の所長に任命された。
王氏は、天宮宇宙ステーションへの補給や衛星打ち上げに使用される長征7号ロケットシリーズの開発を主導するなど、中国の宇宙計画における功績で知られている。
王氏は2023年3月に中国人民政治協商会議のメンバーとなった。同年6月、中国ロケット技術研究所所長として公の場に姿を現したのが最後である。当時、彼は役員を連れて航空宇宙開発に関する展示会を視察した。
中国はロケット部隊と宇宙開発に関連した分野で大規模な反汚職キャンペーンを展開している。中国では宇宙計画は軍事と密接に結びついている。
昨年12月、中国の航空宇宙業界の幹部3人が中国人民政治協商会議から解任された。数日後、人民解放軍ロケット部隊の元および現職の指導者5人が、国の最高立法機関である全国人民代表大会常務委員会から除名された。
10月に解任された中国の元国防相、李尚甫氏は、中国の軍事外交の顔となる前は、中央軍事委員会装備発展部の部長を務めていた。
中国中央機械工業集団は7月、2017年10月以降の設備入札の評価方法に不正があったとして国民に報告するよう求める通知を出した。この発表では李氏については触れられていなかったが、李氏はわずか1カ月前に設備発展部の部長に就任したばかりだった。
華宇(出典:SCMP)
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