ロシア国防省は、ウクライナから248人の軍人が解放されたと発表した。キエフはまた、戦争中これまでで最大規模の捕虜交換で、兵士224人と民間人6人の計230人の捕虜を本国に送還したと発表した。
UAE外務省は声明の中で、同国の役割を認め、捕虜交換はモスクワとキエフ両国との「強い友好関係」によって促されたと述べた。
ウクライナ政府が公開したビデオには、国の青と黄色の国旗をまとった釈放された囚人たちがバスから降り、国歌を歌い、「ウクライナ万歳」と叫ぶ様子が映っている。
囚人のほとんどは健康です。
解放された囚人は叫んだ。「我々は帰ってきた!人々は我々を忘れていない!」
ロシア国防省も、制服を着た軍人がバスに乗ってベルゴロドに到着する同様のビデオを投稿した。 「5時間で家に帰れるので嬉しい」と匿名の人物は語った。
22カ月に及ぶ戦争の終結は未だ見えないものの、2022年2月にロシアがウクライナで開始した特別作戦の初期から、キエフとモスクワは数度の捕虜交換を実施してきた。
しかし、2023年には捕虜交換の頻度が急激に減少し、直近の捕虜交換は2023年8月に行われた。
ウクライナ軍情報機関HURのキリロ・ブダノフ長官はUAEの「直接的な役割」を指摘し、「長い時間を経て、捕虜交換を実行することができた」と述べた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ウクライナにとって本当に素晴らしい日だ」と述べ、捕虜となったロシア兵の「交換基金」の拡大に基づき、さらなる捕虜交換を推進すると誓った。
「捕虜となるロシア兵が増えれば増えるほど、捕虜交換交渉はより効果的になるだろう。」
同氏は、釈放されたばかりの人々の中には行方不明者リストに載っている者もいると述べた。
解放されたウクライナ人囚人はウクライナ軍のさまざまな部隊に所属しており、2022年5月にロシアに接収される前にマリウポリ港のアゾフスタル製鉄所の3か月間の防衛に参加した軍人も多数含まれていた。
ロシア側では、国防省の声明で、釈放された捕虜は検査され、治療される予定であると述べた。
ロシアの人権擁護委員タチアナ・モスカルコワ氏は、捕虜交換につながったロシアのプーチン大統領と軍、諜報機関の努力に感謝の意を表した。
グエン・クアン・ミン(ロイター通信による)
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