ロシア軍は、黒海のスネーク島付近で攻撃者グループを乗せたウクライナの高速艇を撃沈したと主張している。
ロシア国防省は本日、「8月22日午前11時(ハノイ時間午後3時)頃、スネーク島の東で、ロシアの航空機がウクライナ上陸部隊を乗せた米国製ウィラード海軍の高速艇を撃沈した」と発表した。ロシアは、航空機の種類や使用された武器、搭乗していたウクライナ兵の数については明らかにしなかった。
ウクライナ当局はこの情報についてコメントしていない。
ウクライナ軍は、米国からの資金援助を受けて、2013年にカリフォルニアに拠点を置くウィラード・マリン社からスピードボート5隻を購入し、2015年にオデッサで受領した。シーフォースにはいくつかの異なるサイズがあり、6人、10人、または26人の兵士を乗せることができる。
その数時間前、ロシア国防省は、黒海艦隊のSu-30SM戦闘機が8月21日夜に黒海のガス施設付近に現れたウクライナの偵察船を撃沈したと発表したが、ウクライナの偵察船の種類については明らかにしなかった。
2020年に哨戒中のロシア海軍航空隊のSu-27戦闘機。写真: TASS
スネーク島はズミイニ島としても知られ、面積は約17ヘクタールで、ウクライナのオデッサ港から約35キロ離れた場所にあります。戦争前、スネーク島には約100人のウクライナ国境警備隊が駐留していた。戦闘が始まって数日後、ロシアは島を制圧した。
スネーク島には天然資源も恒久的な軍事基地もないが、黒海の航路を管理する上で重要な役割を果たしている。ロシア国防省は2022年6月、「任務完了」を理由にスネーク島から部隊を撤退させると発表した。一方、ウクライナは、自国軍によるロケット弾と砲撃によりロシア軍が撤退を余儀なくされたと発表した。
ロシアが島から駐屯軍を撤退させた後、ウクライナは旗を掲揚し写真を撮るために兵士の一団を派遣した。ロシアは、航空機から発射された高精度兵器を使用した襲撃を実施し、上記のウクライナ軍グループの一部を壊滅させ、残りはオデッサ州に撤退したと発表した。
ズミイニ島の場所。グラフィック: WP
ヌー・タム( TASS、RTによる)
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