プーチン大統領は6月27日、クレムリンでワーグナーの反乱で亡くなった兵士たちを追悼し1分間の黙祷を捧げた。
「実際、あなた方は的確かつ団結して行動し、内戦を防いだのです」と、RTはプーチン大統領が6月27日にクレムリンに集まった軍人たちに語ったと伝えた。彼らは、ウクライナでロシア正規軍と共に戦った傭兵集団、ワグナーによる短期間の反乱の後、国家勲章を受け取るためにそこにいた。
ロシア大統領は、ロシアの安全保障の中核部隊であるこれらの軍人の対応により、暴動の間も防衛システム全体と主要な政府機関が活動を継続することができたと述べた。プーチン大統領は、ロシア軍の部隊はウクライナの最前線から撤退していないと指摘した。
ロシアの指導者によれば、ワーグナーの反乱が鎮圧されなければ、反対派がその状況を利用するだろうという。ロシア通信社RIAノーボスチはプーチン大統領の発言を引用し、「国内の混乱は避けられず、敵は当然それを利用するだろう」と述べた。
同指導者はまた、事件中にワグナー軍によって殺害された軍のパイロットを追悼するため、1分間の黙祷を呼びかけている。プーチン氏によれば、これらの将校たちは任務遂行中に栄光のうちに亡くなったという。
RIAによると、ロシア大統領はまた、準軍事組織のワグナー(正式名称は民間軍事会社ワグナー)がロシア政府から全額の財政支援を受けていると述べた。具体的には、モスクワは2022年5月から2023年5月までの期間にワーグナーに860億ルーブルを費やした。
プーチン氏によれば、同じ時期に、ワグナーのリーダーであるエフゲニー・プリゴジンは、ロシア軍への食料およびケータリングサービスの提供から約800億ルーブルを稼いでいたという。 RIAはリーダーの言葉を引用し、「この作業中に誰も何も盗まないことを願っている」と述べた。
プーチン大統領は、ウクライナの反撃について言及し、作戦開始以来、キエフ軍は戦車259両と装甲車780台を失ったと述べた。
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