ロシアの治安機関のトップは、モスクワ地域の劇場で起きた武装集団を西側諸国とウクライナの情報機関が支援していると非難した。
FSB長官によると、ロシアは3月22日にクロッカス・シティ・ホール劇場で発生した銃撃事件の首謀者を特定した。この事件では139人が死亡、数百人が負傷した。 「しかし、我々はまだその命令を出した人物を特定していない」とボルトニコフ氏は述べた。
3月23日、ロシアのモスクワ地方にあるクロッカス・シティ・ホール劇場で火災が発生した。写真: RIAノーボスチ
ボルトニコフ氏は、銃撃犯らは「国境を越えてウクライナに逃げようとしている」とし、「そこでは英雄として迎えられるだろう」と述べた。同氏は、ウクライナはロシア軍後方での「一連の破壊活動とテロ行為を通じて」自国の能力を誇示しようとしていると述べた。
FSB長官は、西側諸国とウクライナがロシアに「より大きな損害を与えようとしていた」ことを示す情報が大量にあると主張した。 「小型無人機や自爆艇による攻撃が多数発生し、また破壊工作グループやテロ組織によるロシア領への侵入も相次いでいる」とボルトニコフ氏は述べた。
ロシア劇場テロ集団の犯行と逃走経路
FSB長官は自身の主張を裏付ける証拠をまだ公表していない。ウクライナは以前、クロッカス劇場での銃撃事件に同国が関与したという情報を否定し、モスクワがキエフを非難しようとしていると主張していた。
ロシア当局は、クロッカス劇場を直接襲撃した武装勢力4人を含む、事件に関与した11人を逮捕した。容疑者4人は全員タジキスタン人で、銃撃犯の1人はオンラインでイスラム教聖職者から命令を受け、約1万1000ドルを支払うと約束されたと述べている。
ロシア劇場テロ攻撃。ビデオ:イズベスチヤ
グエン・ティエン氏( AFP、タス通信、RIAノーボスチ通信による)
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)