ネパールの民間航空当局は、首都カトマンズの北東に位置するリクフ近郊で発生した墜落事故の原因は依然として不明であるとし、当局が調査委員会を設置する予定だと付け加えた。
犠牲者の遺体は2023年7月11日にネパールでヘリコプター墜落事故後に発見された。写真:ロイター
マナン航空が運航するこのヘリコプターは、世界最高峰のエベレストを含む、この国のそびえ立つ山々を見に来る観光客を運ぶ。
事故が発生したソルクンブ県のトップ当局者バサンタ・バッタライ氏は、救助隊が6人全員の遺体を収容したと語った。
バッタライ氏は事故現場で「遺体4体をヘリコプターでカトマンズに搬送した。残り2体も近日中に搬送する準備を進めている」と述べた。
救助隊は遺体を遺体袋に収め、天候が回復してヘリコプターが離陸できるまでヘリポートで待機していると語った。
同じ地域の別の当局者、シタ・アディカリ氏は、遺体は無傷ではなかったと語った。地元の目撃者ニマ・ツェリン・シェルパさんは、ヘリコプターが茂みの茂った丘の中腹に墜落したと語った。
空港職員のテクナス・シトゥラ氏は、機内にはネパール人のパイロットとメキシコ人5人が搭乗していたと述べた。
「ヘリコプターは好天の中、離陸した。天候は悪くなかった。現時点では事故の原因は分からない。調査が必要だ」とマナン航空の広報担当者ラジュ・ニューパネ氏は語った。
この国では多くの航空会社が、雲に覆われていることが多い遠隔地の丘陵地帯や山頂近くの小さな空港に飛行するため、航空事故の歴史がある。
今年1月、ネパールの観光都市ポカラ近郊で飛行機が墜落し、過去30年間で最悪の航空事故となり、71人が死亡した。
ブイ・フイ(ロイター通信による)
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