2月2日、韓国と米国の特殊部隊が今年最初の合同軍事演習を終了し、一方、北の国境の反対側では、北朝鮮の指導者が造船所で軍艦を視察した。
北朝鮮の金正恩委員長が2月2日、南浦造船所で軍艦を視察した。(出典:朝鮮中央通信) |
聯合ニュースは、韓国軍が、1月22日からソウルの北東51キロにある抱川市のロドリゲス実弾射撃訓練場で演習が行われたと発表したと報じた。
陸軍特殊作戦コマンドのノーススター大隊と米第1特殊部隊グループの兵士らが演習に参加した。
双方は射撃訓練や応急処置訓練、特殊偵察、航空支援指揮などさまざまな訓練を実施した。
彼らはまた、模擬空爆を指揮して標的を特定し破壊するための2日間の不眠不休の偵察・潜入演習を実施するための合同チームを結成した。
「陸軍特殊作戦司令部は演習の結果を綿密に分析し、総合的な特殊作戦能力を高めるために教育訓練を強化する」と声明は確認した。
この訓練は、1月30日に朝鮮半島西岸(黄海)沖で複数の巡航ミサイルが発射されるなど、北朝鮮が継続的に兵器実験を行っていることに対する緊張が高まる中で実施された。
一方、 AFPは2月2日、北朝鮮の朝鮮中央通信( KCNA )を引用し、同国の最高指導者、金正恩氏が平壌の南西約65キロにある南浦造船所で軍艦を視察したと報じた。これは海軍力を強化するための新たな取り組みだと考えられている。
北朝鮮の大統領は「海軍の強化は国の海洋主権を堅固に守る上で最も重要な問題だ」と述べた。
原子力潜水艦は、極超音速弾頭、偵察衛星、固体燃料大陸間弾道ミサイルとともに、2021年の朝鮮労働党大会で発表された金正恩氏の戦略兵器の希望リストに含まれている。
南浦造船所を訪問した金委員長は、建造中の多数の軍艦や、与党・労働党から委託された「新たな巨大計画」の準備状況について説明を受けた。彼はこの計画についてそれ以上の詳細は明らかにしなかった。
北朝鮮の指導者は「造船所の労働者が世界クラスの大型軍艦をうまく建造することを期待する」と述べた。
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