米国と韓国は来週、朝鮮半島の潜在的な安全保障上の脅威に対する共同防衛力の強化を目的とした年次演習「乙支自由の盾(UFS)」を8月14日に開始する。
韓国京畿道平沢市にある米軍基地。 (出典:聯合ニュース) |
8月21日から31日まで行われるUFS演習は、コンピューターシミュレーションによる指揮所演習、野外訓練、民間防衛演習などの臨時演習を含む全面戦争シナリオに基づいて実施される。
北朝鮮は最近、金正恩委員長がミサイル生産能力を「積極的に強化」し将来の紛争に備えるよう呼びかけ、半島情勢を激化させている。
「乙支フリーダムシールド23は、安全保障環境における多様な脅威を反映したシナリオと最近の紛争から得られた教訓に基づき、同盟の集団防衛態勢と対応能力を強化するための強力かつ現実的な演習となるように設計されている」と韓国合同参謀本部は声明で述べた。
統合参謀本部はまた、演習にはサイバー攻撃やテロへの対応訓練も含まれる予定だと述べた。
同日、朝鮮中央通信(KCNA)は、金正恩委員長が前線部隊とミサイル部隊のニーズをよりよく満たすためにミサイル生産能力の「急速な」向上を指示したと報じた。
金正恩委員長は、米韓同盟が8月下旬に乙支自由の盾演習の開催を準備する中、7月11日から12日にかけて戦略ミサイル、ミサイル発射装置、その他の軍事装備を生産する工場を視察した際にこの指示を出した。
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