先月イスラエルとハマスの紛争が勃発して以来、紅海での貨物船への攻撃の件数が増加している。 (出典:iswnews) |
12月15日、世界有数の海運会社2社、マールスク社とハパグロイド社は、同海域での商用船舶への攻撃を受けて安全上の懸念から紅海のバブ・エル・マンダブ海峡を通る船舶の運航を停止すると発表した。
12月15日、紅海を通過する国際貨物船2隻が襲撃された。襲撃されたのは、スイス所有でリベリア船籍のコンテナ船「MSC PALATIUM III」と、ドイツの海運会社ハパグロイド所有のコンテナ船「アル・ジャスラ」だった。
12月15日、イエメンのフーシ派は紅海でイスラエルの貨物船2隻を攻撃したことを認めた。
以前、ソーシャルネットワークX上で、英国海事貿易管理局はバブ・エル・マンダブ海峡付近の紅海南部地域で8件の事件が発生したと報告していた。
こうした事態を受けて、ハパグロイドは12月18日まで紅海を通る貨物輸送を停止すると発表した。ハパグロイドの広報担当者によると、先月イスラエルとハマスの間で紛争が勃発して以来、この海域での貨物船への攻撃が増加しているという。
これに先立ち、デンマークの海運会社マールスク社も同様の発表をしており、バブ・エル・マンダブ海峡を通過する予定の海域にあるマールスク社の全船舶に対し、追って通知があるまで航海を中止するよう指示したことを強調した。暫定的な航路はアフリカを周回することになる。
同日、ドイツは、イエメンのフーシ派による紅海の貨物船への継続的な攻撃がイスラエルと国際航路に深刻な脅威を与えていると警告した。
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