シリアがバッシャール・アル・アサド大統領の失脚後に国土の安定化に苦戦する中、イスラエルは隣国全土で数百回の空爆を開始した。
モハメド・アル・バシル氏は2025年3月1日までシリア暫定政府の首相を務める。 (出典:AFP) |
12月10日、シリアメディアは、国を支配している反政府勢力がモハメド・アル・バシル氏を2025年3月1日までのシリア暫定政府の長に任命したと報じた。
モハメド・アル・バシル氏は12月10日にテレビで放送された声明の中で、上記の情報を確認した。
同氏は以前、シリア北西部の反政府勢力の「救済政府」のトップに任命されていた。
一方、同日、シリアの支配権を握るために電撃的な攻勢を開始したシリア反政府軍司令部は、過激派に対し都市から撤退し、主要組織「ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS)」傘下の警察部隊と国内治安部隊に交代するよう命じた。
シリア反体制派が国内の政治・社会情勢の安定化に努める中、シリア人権監視団(SOHR)は12月10日、イスラエルがアサド大統領の失脚後、隣国シリア全土で300回以上の空爆を実施したと発表した。
イスラエルの戦闘機はシリア国内の複数の軍事目標を攻撃し、バルゼ科学研究センターやラタキア軍港周辺の海軍艦艇や兵器庫など、シリア国内の「最も重要な軍事施設」を破壊した。
アルジャジーラテレビ局も同日、イスラエルがシリア首都ダマスカス南西部のメゼ地区を攻撃し、そこに配備された軍用空港と航空機を標的にしたと報じた。
[広告2]
出典: https://baoquocte.vn/tinh-hinh-syria-lo-dien-thu-tuong-lam-thoi-phe-doi-lap-rut-quan-giua-luc-israel-oanh-tac-manh-296929.html
コメント (0)