ロシアの「将来の超兵器」と考えられているドレル滑空爆弾。 (出典:スプートニク) |
「滑空爆弾は航空機から投下され、垂直ではなく水平に一定の距離を飛行して目標に到達し、プログラムで設定された目標を狙います。これは、航空機が敵の防空システムの射程圏に入らないようにするためです」とリトフキン大佐は説明した。
ドレル滑空爆弾は金属、コンクリート、土など、ほとんどあらゆる種類の障害物を貫通することができるとビクトル・リトフキン氏は語った。複数のターゲットを同時に攻撃することも可能です。
「ドレルグライダー爆弾は地中深くまで貫通し、様々な防護構造物、コンクリート、金属装甲を貫通します。目標に接近すると、直径の小さい複数の爆弾に分裂します。通常爆弾は戦車1両に命中しますが、グライダー爆弾は複数の戦車を破壊することができます」とヴィクトル・リトフキン大佐は説明した。
ロシアの国営企業ロステクはこれに先立ち、ドレル滑空爆弾の大量生産を2024年に開始すると発表していた。この兵器はすべての試験に合格しており、製造業者は現在、スペアパーツの詳細なラインを開発している。
タス通信によると、ドレル滑空爆弾の開発研究は2016年に初めて発表されており、この新型滑空爆弾はレーダーで探知されないという。
ドレル滑空爆弾は敵の装甲車両、地上レーダー基地、発電所管制センター、防空ミサイルシステムを破壊するために設計されている。
従来の重力爆弾とは異なり、滑空爆弾には飛行制御面があり、攻撃航空機は標的の真上を飛行せずに、標的から離れた場所で爆弾を投下することができます。
2023年11月下旬の英国国防省の情報更新によると、ロシアはグライダーキットに約500kgのRBK-500クラスター爆弾を組み込んだ可能性がある。
英国情報機関の最新情報によると、「ロシアの滑空爆弾は一般的に精度が低い。しかし、多数の子弾を装填した爆弾を発射すれば、標的は甚大な被害を受けるだろう」という。
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