ロシアは、ウクライナ紛争に関するスイスの姿勢をめぐってスイスに対して行動を起こしたいと考えている。
ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏。 (出典:ロシア外務省) |
4月15日、タス通信はロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏の発言を引用し、モスクワは、コーカサスの2カ国アルメニアとアゼルバイジャン間のナゴルノ・カラバフ紛争交渉の開催地をスイスから他の国に移す問題を提起せざるを得ないと感じていると伝えた。
同氏によれば、ロシアはスイスに対し、ウクライナ問題における同国の行動はスイスが宣言した中立を侵害しているとの見解を繰り返し表明している。
報道官は、他の数カ国もナゴルノ・カラバフ地域の紛争について協議を行うことに合意したと述べた。
ウクライナ情勢に関連した別の動きとして、同日、ノルウェーのエスペン・バルト・アイデ外相は、オスロがキエフと安全保障協定を締結し、ロシアとの紛争に巻き込まれている東欧諸国に長期的な軍事、政治、財政、人道支援を提供すると発表した。
この合意は、ノルウェーが今後もウクライナと肩を並べ続けるという明確な政治的決意を示している。
アイデ外相によると、協定の正式な調印式はノルウェーのヨナス・ガール・ストア首相とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の出席のもと行われる予定だ。しかし、正式な時間は決まっていない。
キエフは現在、同盟国との関係強化を目指しており、武器や弾薬の提供を呼びかけている。ウクライナはこれまで、英国、フランス、ドイツを含む多くの国々と二国間安全保障協定を締結している。
オスロは現在、2023年から2027年の間にキエフに対して750億クローネ(69億ドル)の民間および軍事援助を約束している。
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