ロシアのガスは今もかなりの量でヨーロッパに流れている。

Báo Quốc TếBáo Quốc Tế13/11/2023

ロシアの国営エネルギー企業ガスプロムのアレクセイ・ミラー最高経営責任者(CEO)は先週末、国営テレビ局「ロシア1」のインタビューで、モスクワ産ガスと完全に「決別」したと宣言していた多くの欧州諸国が依然としてガスの供給を受けていると語った。

ロシア産ガスは共通パイプラインを通じて供給され、消費拒否を宣言した多くの国に輸出されているとアレクセイ・ミラー氏は述べた。

ガスプロムの最高経営責任者(CEO)は、欧州連合(EU)のどの国がロシア産ガスを受け取るのか明らかにしなかった。しかし、モスクワはウクライナ経由でバウムガルテン(オーストリア)に天然ガスを輸送していると彼は述べた。

「これはヨーロッパの非常に大きな配送センターで、この地域の国々にガスを供給している」と彼は明らかにした。

現在の契約に基づき、ロシアは依然として南欧および南東欧諸国にガスを供給している。

「もちろん、ロシア産ガスは今も欧州に流れており、その量は少なくない。かつてロシア産ガスへの依存から脱却したと宣言した国々が、今もそれを消費している」とアレクセイ・ミラー氏は強調した。

2022年には、ノルドストリーム1パイプラインの問題と、オランダ、デンマーク、ブルガリア、フィンランドなど多くの欧州諸国がルーブル建てでのガス購入を拒否したことにより、欧州市場に供給されるロシア産ガスの量が減少し始めるだろう。

ロシアは昨年のEUの制裁措置に応えて、制裁を支持する国々に対し、ガソリン代金をドルやユーロではなくルーブルで支払うよう要求した。

EUはロシアからの天然ガスの購入を減らす一方で、液化天然ガス(LNG)の購入を増やす必要があった。

2022年末までに、EUは従来のリーダーである中国、日本、韓国を抜いて世界最大のLNG購入国となるだろう。

昨年、米国はEUに対するLNGの主要供給国にもなった。 EUに輸出されるロシアのLNGの量も20%増加した。


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