8月1日、イタリアのアントニオ・タヤーニ外相は、先週の軍事クーデターを受けて、イタリア国民を乗せるためローマからの特別便がニジェールの首都ニアメに到着すると発表した。
ニジェールの治安状況が悪化し、7月31日にニメイのフランス大使館が放火されたとき、フランスは速やかに自国民を避難させた。(出典:ブルームバーグ) |
タヤーニ外務大臣はメッセージングプラットフォームX(旧Twitter)で、「イタリア政府は、ニアメからイタリアへ出たい市民のために特別航空便を手配することを決定した」と述べた。
7月31日、この当局者は国営テレビ局Rai 2(イタリア)に対し、現在ニジェールにいるイタリア人は100人未満で「危険はない」と語った。
同日、フランス外務省も8月1日からニジェールから自国民の避難を開始していることを確認した。
フランス外務省によると、国民避難の決定は、ニアメーのフランス大使館への攻撃と、現在通常の移動を妨げているニジェールの空域の閉鎖を受けて行われた。
フランス大使館は国民に次のようなメッセージを送った。「ニアメの治安状況が悪化していることを考慮し、同市が比較的落ち着いていることを利用して、ニアメからの航空機による避難作戦を準備している。」
同時に、同庁は避難は「限られた時間内に非常に迅速に行われるだろう」と強調した。
さらに、フランス政府はニジェールからの脱出を希望する他のヨーロッパ諸国の国民も避難させる予定だ。
フランス外務省は7月31日、ニジェールにおいてフランスが正統と認める唯一の政府はモハメド・バズーム大統領の政府であると発表した。
一方、ニジェールの軍事政権は、追放された政府がバズーム氏の釈放を求めるため大統領官邸への攻撃をフランスに許可していたことを明らかにした。
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