イスラエル軍はヒズボラとの紛争の停戦協定に基づき、レバノン南部の大半から撤退した。
AFP通信によると、レバノン軍は2月18日、イスラエル軍が撤退した後、同国南部に部隊を配備したと発表した。
2月17日、レバノン国境に駐留するイスラエルのメルカバ戦車。
昨年末に成立した停戦合意に基づき、イスラエルは60日以内に南レバノンから軍を撤退させることになっていたが、期限は2月18日まで延長された。
また、米国とフランスが仲介した合意によれば、レバノン軍と国連平和維持軍がこれらの地域に配備されることになる。ヒズボラ軍は国境から約30キロ離れたリタニ川の北に撤退し、その地域に残っている軍事施設を解体する予定だ。
イスラエルのカッツ国防相は同日、緩衝地帯とみなされる5つの戦略的拠点を除き、軍が撤退したことを確認した。カッツ氏は、同地域のイスラエル軍は「ヒズボラによるいかなる違反行為に対しても断固として妥協することなく行動し続ける」と警告した。
2月17日、レバノン軍の車列が南部のホウラ村に入った。
カッツ大臣は、レバノン領内に軍隊を維持することは、イスラエル北部のコミュニティの安全を確保し、レバノンからの脅威を防ぐという政治指導者の決定に沿ったものだと述べた。カッツ氏は、イスラエル軍も同国北部の領土で軍を増強しており、ヒズボラに停戦合意に従うよう求めたと述べた。
ヒズボラとイスラエルの紛争は、2023年10月7日にハマスがイスラエルを攻撃した後に勃発した。イスラエルは大規模な空爆を実施し、レバノンに軍隊を派遣し、ヒズボラの指導者を次々と殺害した。停戦協定は2024年11月27日から発効する。
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この紛争によりレバノンでは4,000人以上が死亡し、イスラエルでは兵士を含む78人が死亡した。南レバノンに展開中のイスラエル兵56人がさらに死亡。 AFP通信によれば、停戦以来、約60人が死亡した。
両国で数万人が避難した。レバノンでは復興費用は100億ドル以上と見積もられている。
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出典: https://thanhnien.vn/israel-rut-hau-het-quan-khoi-li-bang-ngay-han-chot-185250218160845413.htm
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